■ ID | 419 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 最終処分場安定化過程における浸出水質の長期トレンドについて |
■ 著者 | 山田正人
(独)国立環境研究所 井上雄三 (独)国立環境研究所 長森正尚 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 香村一夫 千葉県環境研究センター 灘重樹 神戸市環境局 |
■ 出版元 | (社)全国都市清掃会議 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第26回全国都市清掃研究・事例発表会、平成17年1月20日 |
■ 抄録・要旨 | 最終処分場安定化について指標化を試みるため、複数の処分場における浸出水水質のトレンドを比較した。調査対象地のBOD及びCOD値は埋立初期で上昇し、埋立開始10年以降はほとんどが排水基準値以下で推移したが、T-N値は埋立期間に上昇し、埋立終了後に緩慢に低下する傾向を示した。他方、BOD、COD及びT-Nは埋立深度と関係があり、埋立終了直後が最も高くなる傾向にあった。
さらに、「累積年間総浸出量(年間浸出水量×年平均水質濃度)」のトレンドからは、汚濁物質浸出量の収束レベルを視覚化できるが、処分場間の比較には埋立開始当初からのデータが必要であった。他方、処分場の規模を表現する「単位容積当り浸出量(各年度の流出負荷量/累積埋立容積)」の経年変化からは、濃度低下と浸出量の収束を同時に数値化できる可能性が示唆された。 |
■ キーワード | 最終処分場安定化、指標、浸出水水質、埋立深度、汚濁物質 |
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